平凡社新書<br> 書物愛 蔵書票の世界

平凡社新書
書物愛 蔵書票の世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582851250
  • NDC分類 024.9
  • Cコード C0200

内容説明

本と版画美術への愛から生まれた自分だけの蔵書のしるし、「蔵書票」。その歴史、具体的な制作法、蔵書票作家を紹介するミニ事典、さらに、つきない魅力を存分に語るエッセイから、西欧のエロティックな逸品・美しいお宝作品紹介まで、至れり尽くせりの蔵書票入門。小版画図版一四〇点収載、超お買得。本好き、愛書家、読書人、待望の一冊。

目次

第1章 蔵書票入門(蔵書票への誘い;蔵書票の制作技法)
第2章 蔵書票を作る人々ミニ事典(恩地孝四郎とその仲間たちの蔵書票;木版;銅版;様々な版式(リトグラフ・型染・孔版など))
第3章 蔵書票を楽しむ(バイロスの蔵書票―その魅力について;ウクライナの作家、ダヴィド・ベケル氏へ蔵書票を依頼する;蔵書票のパラドックス ほか)
特別付録 西洋蔵書票の世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

76
先日本屋で蔵書票があり興味をもち:『蔵書票というのは、本の見返しに、これは私の書物だということをわからせるために一枚のカードを貼って…』というもので文字と画のバランスの素晴らしさが魅力のアートです。2013/06/28

志村真幸

2
 日本書票協会なる蔵書票の愛好会が総力を挙げてつくられた本である。  蔵書票の歴史、制作技法、国内の主な作家、海外の作家への注文法など、かなり濃い話題が並んでいる。蔵書票について詳しくなれる。ただ、あまり入門的な本ではないので、初心者にはきついかも。  また、書き手があまりに多いので、玉石混淆といった感じ。  いかにひねりを加えるかが現代の蔵書票のおもしろさらしい。多数の図版が楽しい。2018/01/01

さく

1
本来は脇役のはずの、蔵書票にスポットライトを当て、深ーく掘り下げた内容となっている。蔵書票の歴史や制作方法、主要な蔵書票作家と注文方法など。海外の作家に発注して、何ヶ月もかけて制作した、なんてのもある。まさに愛好家のための一冊といった感じ。蔵書票は小さな芸術。少しヒネリがあったり、ひたすら美しかったり。本に挟むのはもったいないね。2018/04/22

mikimiki

0
ちょっと学術書っぽすぎたかも。あるいはマニア向け。2009/06/21

tkm66

0
趣味2002/03/24

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