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運動量射影を取り入れた陽子の電荷形状因子

二宮, 悠; 袴田, 悟志; 鳥沢, 修平; ヴォルフガング, ベンツ, 2013.03.20. -- (Proceedings of the School of Science of Tokai University. Vol. 48). w. <TC00000008>
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運動量射影を取り入れた陽子の電荷形状因子

二宮, 悠; 袴田, 悟志; 鳥沢, 修平; ヴォルフガング, ベンツ, 2013.03.20. -- (Proceedings of the School of Science of Tokai University. Vol. 48). w. <TC00000008>
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4808ninomiya.pdf

書誌詳細

タイトル 運動量射影を取り入れた陽子の電荷形状因子
タイトル(その他) ウンドウリョウ シャエイ オ トリイレタ ヨウシ ノ デンカ ケイジョウ インシ
タイトル(その他) Charge form factor of proton including momentum projection
作成者 二宮, 悠
ニノミヤ, ユウ
Ninomiya, Yu
作成者 袴田, 悟志
ハカマダ, サトシ
Hakamada, Satoshi
作成者 鳥沢, 修平
トリサワ, シュウヘイ
Torisawa, Shuhei
作成者 ヴォルフガング, ベンツ
Wolfgang, Bentz
公開者 Tokai University. School of Science
公開者 東海大学理学部
公開者 東海大学出版会
掲載巻号 Proceedings of the School of Science of Tokai University. Vol. 48 <TB00000007>
ISSN 09195025
雑誌名 Proceedings of the School of Science of Tokai University
巻次等 48
開始終了ページ 99-107
発行日 2013.03.20
内容記述 本稿では、陽子が3 つのクォークから構成されているという立場から調和振動子ポテンシャルと球対称井戸型ポテンシャルの2 種類のポテンシャルの下でSchrödinger 方程式を解いて陽子の電荷形状因子の振る舞いを調べた。運動量保存を考慮しない「naive model」と、運動量保存を考慮して、3 つのクォークの全運動量[P→] を射影した3 体クォーク波動関数(momentum projected 3-quark wave function) を用いたmodel の両方で計算した。
内容記述 調和振動子ポテンシャルにおいては、運動量保存を考慮しないmodel では計算結果が実験値と比べて早く減衰したが、運動量保存を考慮したmodel では減衰具合に緩和が見られた。球対称井戸型ポテンシャルにおいては、ポテンシャルの半径R をR = 1.5fm に固定した時、運動量保存を考慮したmodel は運動量保存を考慮しないmodel に比べて減衰度合いが大きくなり、実験値とのずれが拡大した。しかし、R = 0.8fm の条件下においての運動量保存を考慮したmodel の計算結果は実験値を良く再現することができた。また、運動量保存を考慮したmodel を用いて計算した形状因子は、クォークの散乱過程における運動量移行q[2][～-] 0 の近傍における振る舞いが悪く、R を理論から原理的に決定することができなかった。
資料種別(NIIタイプ) 紀要論文
フォーマット PDFファイル
日本十進分類法 040
備考 内容記述の[P→]はPの上に→あり
備考 内容記述の[2]は上付き文字
備考 内容記述の[～-]は～の下に-の合成文字
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